初めてのことばかりで非常に大変ですが、不動産に関する手続きは近年、空き家が急増している状況もあって、放置していると支払う税金が多くなったり倒壊のリスクがでてきて行政から指導が入ってしまう可能性もあります。
そして不動産を動かす前に家の中にある遺品を処分しておかなければ、残置物ありの訳あり物件として販売しなくてはいけなくなるため買い手がなかなかつかなくて何年もかかってしまうケースも少なくありません。
そこで本記事では遺品整理の費用やどんな項目にお金がかかってくるのかをご紹介させていただきます。
遺品整理にかかる費用の目安
間取り | 料金 | 作業人数 | 時間 |
1R・1K | ¥30,000~ | 1名~ | 1~3時間 |
1DK | ¥50,000~ | 2名~ | 1~3時間 |
1LDK | ¥70,000~ | 2名~ | 2~6時間 |
2DK | ¥800,000~ | 2名~ | 2~6時間 |
2LDK | ¥100,000~ | 3名~ | 3~10時間 |
3DK | ¥120,000~ | 3名~ | 3~10時間 |
3LDK | ¥150,000~ | 4名~ | 5~15時間 |
一軒家 | ¥200,000~ | 4名~ | 3時間~2,3日 |
遺品整理の費用は上記のように部屋の広さによって金額が設定されていることが多いです。
処分する荷物が多い場合は必要なトラックの台数と作業員の人数が増えるため料金が上がったり、遺品整理以外の作業も依頼する場合はそれに伴って料金が上がってしまいます。
遺品整理に含まれている基本的なサービス
遺品整理の作業に含まれているサービスは下記になります。
遺品の仕分け
遺品の回収
貴重品の捜索
遺品回収後の簡易な清掃
これに加えて買取可能なものがあった場合は査定し、買取を行います。
遺品整理の費用が高くなってしまう要素
遺品整理の料金が高くなってしまう要素は下記のものになります。
作業場所と駐車場が遠い
エレベーターがない
ゴミが多い
エアコンの取り外しなど特殊な作業が発生する
作業場所と駐車場が遠い場合は荷物の運び出しにかかる時間が長くなってしまうためその分費用が高くなってしまうケースが多いです。
次にエレベーターがない場所での作業は、大きな荷物の運搬時に時間がかかるのと養生が必要な個所が増えてしまうなどの理由から費用が高くなってしまいます。
ゴミが多い場合は一般廃棄物収集運搬業者でしか回収できないため、遺品整理では対応できないケースが多くなり、別で業者を呼んで契約していただく必要があります。
ゴミの量が多い場合はパッカー車の台数が多くなるためその分費用が高くなります。
エアコンの取り外しやお焚き上げなど、特殊な作業が追加で発生する場合はオプション費用としてついか料金が発生することがあります。
遺品整理の費用を安くするためにやっておくべきこと
遺品整理を依頼する前にお客様ご自身でやっておくと費用が安くなる方法があります。
ゴミは捨てておく
小物類で売れそうなものはメルカリなどで売っておく
遺品整理の値段が高くなってしまいがちなのがゴミが大量に残っているケースです。
ゴミの収集運搬は遺品整理業者ではできないため、どうしても一般廃棄物収集運搬許可を受けている業者と契約していただく必要があります。
弊社のお客様の例だと一軒家で全く整理をしていなかったお客様の遺品整理でパッカー車2台分のごみが発生したので12万円ほどゴミの処分代が追加で発生したケースがあります。
ご自身でゴミの日に処分していただけたらこの費用は0になっていたため、お金をなるべくかけたくない方はゴミの処分だけ先にやっておくことを強くお勧めします。
次に小物類で売れそうなものはメルカリなどで売っておくこともおすすめです。
プロに買取してもらうよりも一般の方に売るほうが高く売れるケースは少なくありません。
大きいものになると送料が数千円以上するため採算が合わなくなってしまいますが、ネコポスなどの小さな段ボールで送れるものはご自身で売ってしまうほうがよいでしょう。
まとめ
遺品整理の費用の目安はお判りいただけたでしょうか。
不用品回収ノベルでは、一気に片づけるのではなくお客様の状況に合わせて月に1回、回収して分割して遺品整理や生前整理を進めるプランや協力業者と連携して不動産の売却やリフォームのご相談に乗ることも可能です。
まずはお気軽にLINEやお電話、メールでご相談ください。
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