検索

遺品整理士が考える生前整理のメリット・デメリット

ノベルでは遺品整理士の資格を持ったスタッフが遺品整理を行わせていただいているのですが、実際に業務を行なっている中で生前整理をしておけばご遺族の負担は大きく減らせたのにな・・・と思ってしまうケースは少なくありません。

そこで本記事では生前整理を行うメリットとデメリット、生前整理を行なっておいた方がいいケースについて遺品整理士の目線でお話しさせていただきます。



生前整理を行うメリット

生前整理を行うメリットには

  1. 相続でトラブルが起きにくくなる

  2. ご遺族が遺品整理を行う際の時間や金銭的な負担が大きく減る

大きくこの2点になります。


相続でのトラブルが起きにくくなる理由

遺品整理を行う際に1番大変なのが故人様の印鑑や契約書などの書類の保管場所や、パソコンやスマートフォンの中に入っている口座情報などが親族の方ではわからないということです。

こういったケースで遺族の方が故人の方の財産を全て把握するのはかなり難しくなります。

さらに故人様が遺産の相続に関して遺書などで意思表示をされていなかった場合は親族の間でトラブルが起こってしまう確率が大きく上がってしまいます。

  1. 財産の整理をし、財産配分を明確にしておく

  2. 印鑑や書類など貴重品の保管場所を遺族に伝えておく

  3. 携帯の解約など必要になる手続きをまとめておくこと

生前整理でこれらをまとめたエンディングノートを作成しておけば、相続でのトラブルが起こる可能性は大きく下げることができます。


ご遺族の時間や金銭的な負担が大きく減る理由

遺品整理では故人の方の家具や家電をはじめとした不要なものを大量に処分する必要があります。

賃貸物件の退去日までに全て処分しないといけないのにご遺族の方が遺品整理のためにまとまった時間をとるのが難しく不動産会社とトラブルになっていたり、家賃を遺族の方が代わりに何ヶ月も払い続けているといった状況で、お問合せをいただくケースがノベルでもかなり多いなと感じております。

いらない家具や家電、使わなくなった部屋のものは事前に全て処分、整理しておくことでもご遺族への負担は大きく減らすことができます。


生前整理を行うデメリット

トラブルをなくすために行う生前整理ですが、あえてデメリットを挙げるとするなら老後に自分達だけで行うのは危険という点です。

大きな家具や家電はもちろんですが、本や雑誌などの紙類はまとめるとかなりの重さになりますし、階段がある家であれば何度も重いものを持って往復する必要があるので転倒するリスクも高くなります。

普段から体を動かす習慣がない人は本当に危険なので、必ずご家族に協力してもらうか、遺品整理業者に依頼するようにしましょう。


生前整理を行なっておいた方がいいケース

ノベルがご依頼いただいた範囲の例にはなりますが、生前整理を行なっておいた方がいいケースを挙げさせていただきます。

  1. 2階建以上の一軒家にお住まいのケース

  2. 使ってない部屋があるケース

  3. 家具が多いケース

2階建以上の一軒家にお住まいのケース

2階建以上の一軒家にお住まいの方は年齢を重ねることで足腰が弱ってしまい、1階だけで生活されるようになるケースが多いです。

こういった場合の遺品整理をご依頼いただくとほぼ例外なく2階に大型の家具や家電がたくさん残っています。

2階建の一軒家で荷物が多いところであれば、2tトラック10台分の荷物が出てきたなんてことも割と普通にあります・・・

私たちのような業者が朝から夜まで毎日作業を行ったところで1週間以上かかってしまう作業を怪我や家を傷つけずにご遺族の方だけで運び出して処分するのは現実的ではありません。

遺品整理でこれら大量の荷物を一気に片付けるとなると残っているものに大きく左右されますが数十万円〜100万円程度の費用はかかってしまいます


使っていない部屋があるケース

遺品整理の際に長年使っていなかった部屋があったとご説明をいただくことが多いのですが、使っていなかった部屋から探していた貴重品や思い出の品が出てくることは少なくありません。

しかし長年放置されてしまったことにより、保存状態が悪く壊れていたり劣化してしまっているケースも少なくありません。

生前整理をしていれば、壊れる前に見つけられて今でも綺麗に保存できていたかもしれないなと思ってしまいます・・・

また不要な荷物も残っているので、少しずつ処分を進めていれば一気にまとめて処分する必要が出た際もその分肉体的にも金銭的にも楽になります。


家具が多いケース

古い家だと家自体の収納が少ないため、タンスなどの収納家具が大量にあるご家庭が多い傾向があります。

特に古い家具は、現代の一般的な家具に比べて造りがしっかりしている分、かなり重いです。

たくさんの家具を一気に処分するのにご遺族の方で自治体の粗大ゴミの回収を利用するのはほぼ不可能です。

指定の場所まで重い物を何個も何個も慣れていない人が運ぶのは非常に危険ですし、周りの住民の方に迷惑にならず事前に回収場所に大量の家具を置いておくこともできません。

少しずつ計画的に処分を進めておかないと後が大変なので、事前に使わないものは処分していくことをおすすめします。


ノベルが行なっているお客様に合わせた生前整理サービス

不用品回収ノベルでは、お客様の状況に合わせた生前整理を行なっております。

  1. 1ヶ月に1回、軽トラックに乗る量だけの荷物を回収

  2. 3ヶ月に1回、2tトラックに乗る量だけの荷物を回収

  3. 1年に1回2tトラックに乗る量だけの荷物を回収

などお客様の生活に合わせた生前整理のプランをご提案させていただいております。

また、必要なものと不要なものの仕分けや今後の回収サイクル、必要であれば不動産の売却やリフォーム、介護施設のご紹介など様々なご相談にも無料で対応させていただいております。

自分の場合はどんな風に生前整理を進めれば良いのかわからないといった相談からで大丈夫ですので、ぜひお気軽にお問合せください。

関連記事

すべて表示

初めてのことばかりで非常に大変ですが、不動産に関する手続きは近年、空き家が急増している状況もあって、放置していると支払う税金が多くなったり倒壊のリスクがでてきて行政から指導が入ってしまう可能性もあります。 そして不動産を動かす前に家の中にある遺品を処分しておかなければ、残置物ありの訳あり物件として販売しなくてはいけなくなるため買い手がなかなかつかなくて何年もかかってしまうケースも少なくありません。